[D2R] パッチ 2.4 ハイライト
ディアブロ II リザレクテッドのパッチ2.4の概要が公開されました。
アップデートは2022年初頭を予定しており、ラダーのランクプレイの追加やクラスバランスの調整などが行われます。
なお、今回発表されたコンテンツは最終的なものではなく、変更される可能性があります。
目次
ラダーのランクプレイ
クラスバランスの調整
傭兵に関する変更と新たなルーンワード
開発者によるアップデート配信
ラダーのランクプレイ
オリジナル版「Diablo II」と同じく、「ディアブロ II リザレクテッド」にも以下の4種類のラダーモードが登場します。
- スタンダード・ラダー:4つの章をプレイするカジュアルなラダープレイ
- ハードコア・ラダー:4つの章をプレイするハードコア(ライフ1つのみ)なラダープレイ。
- スタンダード・エキスパンション・ラダー:拡張パック「Lord of Destruction」を含む5つの章をプレイする、カジュアルなラダープレイ。
- ハードコア・エキスパンション・ラダー:拡張パック「Lord of Destruction」を含む5つの章をプレイする、ハードコア(ライフ1つのみ)なラダープレイ。
今回初めて、ラダーを通じて新しいルーンワードを手に入れる機会ができます。それらはこれまで存在しなかったルーンワードで、オリジナル版の「Diablo II」のラダー専用ルーンワードセットと同様に、ノンラダープレイでは入手できません。各ラダーシーズンの終了時、これらのルーンワードの作成に成功したプレイヤーはラダーモードのキャラクターを「ノンラダー」モードに移行させることができます。
その後、プレイヤーは次のラダーシーズンの開始時にラダー用の新キャラクターを作成し、新たな報酬の入手を目指してゼロからスタートすることになります。まだ新しいルーンワードは公開されませんが、後述の開発者によるアップデート配信で、その一部が公開されるとのことです。
なお、今のところ、ラダーシーズンの期間は4か月と検討されています。
クラスバランスの調整
活用されていないスキルを見直し、キャストディレイ(スキルの再詠唱までの間隔)を再評価するとともに、わかりやすいようにツールチップが改善されます。
アマゾネス
- 全体的に見て、現在のアマゾネスの状態は好ましく、かなりバランスが取れている
- 近接スキルには改善の余地があり、インペールやフェンドといった一部の活用されていない近接スキルについては、より使われやすくなるよう強化される予定
- 近接スキルを相乗効果なしでも活用できるようにすることで、他のことに充てられるスキルポイントを増やし、今までにない可能性を切り開けるようにすることが検討
- 弓とクロスボウのツリーにある一部のスキルを強化し、高難易度における弓を使ったゲームプレイを改善することも検討中
アサシン
- マーシャルアーツ系スキルは難易度が上がるにつれ段々と活用が難しくなっていく一面があるため、コンボポイントの生成と使い道に関して改善を模索中
- トラップスキル全般が使用されにくい状況になっているため、より多くのトラップビルド作成を促し、さらにダメージを強化することを目的として、必要とされる相乗効果の見直し中
バーバリアン
- リープ・アタックやグリム・ウォードなどの戦闘スキルの可能性を増やすことを検討するとともに、一部の戦闘スキルにポイントを消費しやすくなるよう、求められるスキルの相乗効果の見直し中
- 投擲バーバリアンには発展の余地があると考えられており、ダブル・スローと投擲術のスキル2つについて強化を検討中
ドルイド
- 火炎スキルのキャストディレイを見直し、物理ダメージについて改善を検討するとともに、相乗効果の強化が計画中
- 活用されていない自然の力スキルについても微調整を検討中
- 極寒の息吹の操作性を向上させることを検討中
- 発動中の形態の自由度を高めることや、敵1体に標的をロックしないようにするなどが検討中
- 召喚スキルについては、高難易度では召喚は力不足だと考えています。これに関しては、レベルアップごとのライフ増加、使いやすさの向上、ダメージ能力、そしてレイヴン、ウルフ、蔦の相乗効果の追加を検討中
- 相乗効果の改善を主軸にした人熊スキルの強化も検討中
ネクロマンサー
- アマゾネスと同じく、ネクロマンサーは現状好ましい状態にあると考えている
- スケルトン・メイジの属性ダメージのバランス調整と、あまり活用されていないゴーレムの有効性の向上に取り組んでいる
- 高難易度におけるボーンスキルについても改善の余地があると考えており、相乗効果の微調整中
パラディン
- 現在、あまり使われていないスキル(天界の拳など)を活用しやすくし、プレイヤーがそういったスキルの解放のためにスキルポイントを消費しやすい環境にする方法を模索中
- 攻撃オーラのスキルの改善策として、範囲ダメージのオーラの近距離での効力を向上することを検討中
- 高レベル帯でも活用可能な頼れるダメージ源となるよう、荊棘の加護を強化することを検討中
ソーサレス
- 冷気スキルについては、アーマースキル(フローズン・アーマー、シヴァー・アーマー、チリング・アーマー)のそれぞれ独特なメリットをさらに多様化させる予定
- 使われる機会が少ない電撃スキルについても、スキルの相乗効果を増やしてビルドの可能性を広げることを検討中
- 火炎スキルについても、ヒュドラなど活用されていないスキルの強化を検討中
- 極寒の息吹と同じように、インフェルノについても操作性を改善して扱いづらさを軽減することを視野に入れている
傭兵に関する変更と新たなルーンワード
コミュニティから傭兵に関するフィードバックが多く寄せられていることから、様々な面で傭兵を改善する予定です。多くのプレイヤーが砂漠の傭兵を使用してますが、それ以外の3種類の傭兵のスキルやステータスを強化し、それぞれの独自性とテーマ性をより引き立たせることを検討中です。
また、ホラドリムのキューブの新レシピ、セット・アイテムの変更、そして新たなルーンワードが間もなく登場します。実装される新たなホラドリムのキューブのレシピにより、セット・アイテムの強化が可能となり、アイテムビルドの可能性がさらに広がります。上記で概要を説明したスキルへの変更と併せて、このことは、部分的な、あるいは完全なセット・アイテムを揃えることへのモチベーションを高めてくれるでしょう。そして、このアップデートで導入されるスキルと傭兵に関する変更を補完するものとして、新たなルーンワードが追加されます。
開発者によるアップデート配信
コミュニティのコンテンツクリエイターのMrLlamaSCと、「ディアブロ II リザレクテッド」のデザインリードであるロバート・ガレラニが、パッチ2.4についてのライブ配信を行います。パッチ情報の公開を行いながら、コミュニティからの質問を受け付けるとのことです。
- 開始日時(日本時間):12月17日(金)AM 4:00~
- 配信チャンネルURL:https://www.twitch.tv/mrllamasc
ソース:「ディアブロ II リザレクテッド」パッチ2.4 ハイライト | 近日登場