[D2R] パッチ2.3 ハイライト | 12月初旬配信予定
パッチ2.2.8以降のインゲームの状況と、12月初旬配信予定のパッチ2.3の内容が公開されました。
パッチ2.3ではオフラインでの難易度スケーリングやキーボード&マウスでのスキルのキー割り当てオプション、アクセシビリティの改善などが行われます。
目次
現状のインゲームの状態
パッチ2.3内容
『オフライン難易度スケーリング』の機能実装
キーボード&マウスのクイック・キャストとアクティブ・スキルのキー割り当てオプション
アクセシビリティ&グラフィックの改善
PTRと今後のアップデート
現状のインゲームの状態
11月6日(土)に配信されたパッチ2.1.7にてセーブデータの保存先をグローバルデータベースから地域毎のデータベースに移行されました。これにより、待ち時間が大幅に短縮されており、ピークタイムでも平均待ち時間は2-3分となりました。また、データベースが移行されたことにより、オンラインにおける保存データ巻き戻りも発生しなくなりました。
オフラインにおける保存データ巻き戻りに関しては、オフラインでは現時点でオートセーブが実装されていないため、オプションからセーブして終了をするように案内されています。オフラインでのオートセーブは今後のアップデートで実装される予定とのことです。(詳細はこちらの記事をご確認ください)
パッチ2.3内容
パッチ2.3では不具合修正/改善に加えて以下の新機能が追加されます。なお、今回発表されたコンテンツは最終的な内容ではなく、最終決定の内容はパッチリリース時のパッチノートで公開されます。
『オフライン難易度スケーリング』の機能実装
オンラインで協力プレイすると人数に合わせて難易度(敵の強さ、経験値、アイテムドロップ率)が上昇しますが、こちらの難易度スケーリング設定がオフラインのソロプレイヤー向けにも実装されます。
この設定を行うと、より強い新たなモンスターが出現し、その対価として倒した際に獲得可能な経験値とアイテムのドロップ率が増加します。
設定方法
オプションメニュー➡「ゲーム設定」タブの項目「オフライン」の「オフライン難易度のスケーリング」のスライダーを調整
オフラインのシングルプレイヤーはデフォルトの設定は「1」になっており、難易度を1から8の間で調整することができるようになります。
例:オフラインでプレイする際のモンスターの難易度をプレイヤー4人でプレイする際と同じまで上げたい場合は、スライダーを「4」に合わせます。20年前のオリジナルDiablo II版と同様に、スライダーで設定した難易度を反映させるには新たなゲームセッションを始める必要があります。
キーボード&マウスのクイック・キャストとアクティブ・スキルのキー割り当てオプション
現時点でキーボードとマウスでプレイする場合、プレイヤーはマウスの左右のボタンをクリックすることで呪文とプレイヤースキルを使用しています。そのため、同時に2つのプレイヤースキルまでしか使用できません。
スキルを切り替えたい際にはファンクションキー(F1~F12)を使ってマウスの左右ボタンのキー割り当てを変更します。そのため、現在割り当てられていないスキルを使いたいときは、別のスキルを割り当てたファンクションキーを押してからマウスボタンをクリックして使用する必要があります。
「ディアブロ II リザレクテッド」がコントローラーに対応したことで、ボタンやトリガーボタンのいずれかを押せば、そこに割り当てられたスキルを即座に使用可能になりました。
プレイヤーから、この機能をキーボード&マウスでも利用可能にしてほしいという要望が多く寄せられました。当初、そのようなアプローチはオリジナルの体験とは異なるため避けられていましたが、コミュニティから強い要望により導入されることになりました。
今後はアクティブ・スキル割り当てバーを使用できるようになります。これを使うと通常の画面下のHUDの上に追加のバーが表示されます。この追加バーに最大16種類のスキルを割り当てられます(ツールチップではF1~F8のみが触れられています)。
さらに、「スキルのクイック・キャストのオプション」を有効にしておけば、これらのボタンを押した時に、左右のマウスボタンに再割り当てする代わりに、即座にスキルを使用します。「アクティブ・スキルの割り当てを表示」を有効にすれば、HUD画面上に現在割り当てられているスキルのバーを表示することもできます。
アクセシビリティ&グラフィックの改善
UIビジュアルの改善
- フロントエンドのユーザーインターフェースを向上させるためのビジュアル調整
- ミュートが分かりやすいようにインジケーターを追加
- キャラクターレベル/エキスパンション情報をロビー画面で公開
- チャットメッセージを送信する際に、送信先チャンネルの変更方法が分かりやすいように改善
- フレンドリストでのBattle.netのリアルIDフレンドのリアルID名を表示
ゲームプレイの改善
- 対人戦で「ミス」のテキストインジケーターを追加
- 設定方法:オプション➡「ミス」テキストを有効にすると、PvEとPvPで相手に対する攻撃がミスした場合にテキストが表示されます。
- プレイヤーが投げられるものを持っていなくても、「投げる」をキーに割り当てられるように修正
- 新たなキー割り当て「強制移動」の追加
オーディオの改善
- 効果音の追加
PCやゲーム機でコントローラーを使用している場合、オプションメニュー操作中に効果音が鳴るようになりました。また、キャラクターのベルトにポーションが自動割り当てされた際にも効果音が鳴るようになりました。
グラフィックの改善
- NVIDIA DLSS(ディープラーニングスーパーサンプリング)技術に対応したNVIDIAグラフィックカードを利用している場合は、グラフィック設定メニューでDLSSを有効にすれば、高いGPUパフォーマンスを維持したまま、グラフィック品質と解像度を向上させられるようになりました。
PTRと今後のアップデート
パッチ2.3配信とは別に、数週間後にPTR(公開テストサーバー)が開始されます。
PTRはゲームに導入するバランス調整やバグ修正、その他の改善をテストするためのサーバーです。ここには、プレイヤーの皆様全員が招待されます。実施が近づくと詳細が案内されます。
今回のPTRの主な目的はデータベースの根本的な問題を修正して、オンライン環境を安定化させることです。これらの修正に問題がないと確信が得られ次第、ラダーのランクプレイなど新たなシーズンや新機能の詳細が随時更新されます。